リュウキュウサンショウクイ参上

※11月4日は祝日翌日のため休館です。

博物館周辺の樹林で実施している野鳥の調査中、エナガの群に遭遇しました。小さくてかわいいエナガの群は、見ているだけで幸せな気持ちになります。

エナガ

すると、エナガのチリリリという声より明らかに鋭いビリリリという声が聞こえてきました。4、5羽でエナガの群と行動を共にしているリュウキュウサンショウクイでした。

リュウキュウサンショウクイ

以前、このブログでも道保川公園(相模原市中央区)で撮影した写真をご紹介しましたが、この鳥も近年生息分布を急激に広げています。名前のとおり、琉球列島に生息するサンショウクイの亜種で、この10年ほどの間で越冬期にどんどん北上を続け、緑区の山中でも見られるようになりました。分布拡大の要因はまだよくわかっていません。

カメムシの仲間を捕まえたリュウキュウサンショウクイ

博物館周辺ではこれまで見られませんでしたが、この日は林内をずっと鳴きながら飛びまわっていました。なぜかエナガの群と一緒にいることが多く、どうも鳴き声が似ているということでなんとなくついていってしまうのかもしれません。今後、もともと本州の夏鳥である亜種サンショウクイとの亜種間関係がどうなるのかなど、何かと興味が尽きません。

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