おかいこさま飼育中 35日目 繭の乾燥を進めています

給桑開始から28日でほぼすべてのカイコを上蔟(じょうぞく:繭を作る場所への移動)しました。

蔟(まぶし)の中に作られた繭

蔟(まぶし)からはずした状態の繭です。まわりにはケバがついてます。

ケバのついたままの繭

このケバも、立派なシルクです。集めて活用しようと考えています。ケバを取ると、しっかり作られた繭の形がよくわかります。

今年の繭も上出来です!

今年の繭も出来は上々。大きさも長径が4cm前後のものがほとんどです。
7月6日、上蔟から1週間が過ぎたため、繭の乾燥を行っています。乾燥は、通常は天日干しをしますが、博物館では熱風乾燥機で一気に乾燥させます。飼育展示も、繭の展示となりました。

飼育展示の様子

一部の繭は乾燥させずにおいて、成虫を羽化させます。羽化した成虫も展示する予定です。

乾燥させていない繭

こちらはすでに乾燥させた繭の感触を確かめていただけるよう、触れる繭の展示です。(事前の手指消毒をお願いしています)

触れる!繭の展示

日々移り変わる飼育展示です。近日中に、いろいろな色や形の繭の展示も追加する予定です。

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