雨ニモマケズ

4月19日に下見をした相模湖での野鳥調査(自然環境観察員野鳥部会の調査)は、今日が本番でした。その時にアップしたのと同じ位置から撮影した写真です。

やっぱり緑がはっきりと濃くなっています。

下見の時はいつ雨が落ちてきても不思議でないようなお天気でしたが、今日はかなりはっきりと、雨でした。でも、午前中はなんとかなるだろうと楽観的にとらえて強行突破。そのもくろみは見事当たり、途中、それなりに降りましたが、ほとんどの時間は傘をさそうかどうか迷う程度の小降りでした。

弁天橋での定点調査。キビタキやウグイスの囀りをききながら、のんびりと調査してます。

定点もあと数分でおしまい、という頃に雨脚がちょっと強くなってきました。湖岸の急斜面を登り、終点の千木良(ちぎら)の集落へ着いた頃には本降りに。神社の境内をお借りして、まとめ。

天候的にはちょっと強引でしたが、小雨くらいの天気に外歩きってなんだか楽しいです。なんといっても葉っぱの色があざやかだし、生きものたちもどことなくもっさりと動いている感じで、のんびりと観察ができます。

これから季節が進むと、雨の中の山歩きは汗と雨の両面で濡れてしまうので、ちょっとそれはそれで厳しいですね。雨が心地よい季節はすばらしい!

(生物担当学芸員 秋山)

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