学びの収穫祭の出展研究が受賞

11月19日から12月16日まで行われていた今年度の「学びの収穫祭」展示発表に、相模原市立相原小学校5年生の小室孝介さんによる「スーパーの⿂の廃棄物からペットボトルが作れるか〜⿂や⿃が⾷べても影響がでないペットボトルを作る〜」が出展されていました。その小室さんから報告があり、この研究が木原記念こども科学賞で優秀賞を受賞されたそうです。

賞状とともに

木原記念こども科学賞は、神奈川県内の小中学生を対象として、「生物の不思議や科学する楽しさを知ってもらうとともに命の大切さを学ぶ機会となること、さらに将来は“科学する目”をもつ市民・県民に育ってもらうことを願って」実施されています(同賞ホームページより)。
博物館には、自由研究の相談に来られる小学生が多くいますが、これまでにも同賞受賞の嬉しい連絡を何度もいただいています。小室さんもそのお一人で、小学校低学年の頃から学芸員が相談に乗ってきました。
じつは、受賞者にはいくつかの共通点があります。それは、①発想がユニークであること、②ご家族が、指示するのではなく、サポートに徹していること、③夏休みだけでなく、年間を通して取り組んでいることの3点です。
博物館では今後もこうした研究活動をサポートし、「学びの収穫祭」などの場で広く紹介していきたいと考えています。

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