朝の写真2題

10月30日の早朝、相模原市内では雨がぱらついていました。東側の空は明るく、雨脚が少し強まった中でしたが、6時半ころには陽ざしが出てきました。これは虹の出る最適条件です。西側の空を見ると、果たして濃い虹が出ていました。

10月30日朝6時29分 相模原市中央区

虹は太陽光を背に、その照射光に対して42度の角度にアーチを作ります。もちろん、スクリーンは雨粒なので、太陽の反対側で雨が降っていなくてはいけません。虹自体は珍しい現象ではありませんが、見られる条件が限られているので、見つけるとちょっと嬉しいですね。ちなみに上の写真の虹には二重虹(副虹)もはっきり見えています。注目したいのは、二重虹は色の順が逆になっていることです。そこまでわかる二重虹はそうそう見られるものではありません。この虹もわずか5分ほどで消えてしまったので、写真を撮ることができてラッキーでした。
さて、次の写真は博物館お隣の樹林地で朝、撮影した写真です。何が写っているかわかりますか?生きものの痕跡です。

けもの道 中央のわずかな色の違いがわかるでしょうか

じつはこの写真を撮る直前、目の前の遊歩道をタヌキが横切りました。そこでタヌキが通っていた茂みをよく見ると、けもの道が見えたのです。とは言っても、よく見ないとわかりませんし、写真ではよく見てもわからないかもしれません。中央の、わずかに地面の色が濃く見えるラインがけもの道です。
どちらの写真もスマホで撮影しましたが、スマホのカメラ機能が格段に向上したおかげで即座にこんな写真が撮れるようになりました。
(博物館長・学芸員)

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