初冬の小倉山

今日は相模原植物調査会照葉樹林調査グループのみなさんと、緑区の小倉山へ植生調査にでかけました。登山道は落ち葉がふりつもり、ふかふかです(こんな歩きやすい道は、じつはあまり歩かなかったのですが・・)。

途中でマゴジャクシ(マンネンタケのなかま)を見つけました。このキノコを見つけると、なんだか得した気分になります。長生きできそう・・。

お目当ての照葉樹林で、このあたりに特異的に見られるスダジイ林の範囲を確定するために、急斜面を登ったり下りたり。結構疲れました。でも、カゴノキの幹の鹿の子模様を見ると、これまたなんとなく得した気分になります。

途中で見つけたテイカカズラのものすごいつる。つる植物好きを自認する私としては、たまらない構図。2本のテイカカズラの巨木(?)がからみあい、迷路のようです。

風は冷たかったのですが、からりとした好天に恵まれ、気持ちの良い調査になりました。

(生物担当学芸員 秋山)

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