このブログをご覧の皆さまは、相模原市役所展望室を訪れたことはありますでしょうか?
本館6階からさらに階段を上ること76段…、地上34メートルの高さから相模原市街が一望でき、お天気に恵まれれば遠くの山々の中に富士山を見ることもできます。

この日は津久井や丹沢方面の山々がうっすらと見えるのみでした。(令和7年5月21日撮影)
市役所本館の最も高い場所である展望室で、当館のボランティア「市民学芸員」が手がけた「相模原ふるさといろはかるた」を紹介する展示が始まりました。

相模原ふるさといろはかるた
「相模原ふるさといろはかるた」とは、市内47か所の名所・旧跡を楽しく遊びながら学ぶことができる「かるた」です。47のお題選び、読み句・解説文作成や札づくりなど、市民学芸員が7年がかりで完成させました。現在、当館で貸出しも行っています。
出張展示などの様子は度々このブログでも取り上げており、先日まで当館と連携に係る覚書を取り交わしている麻布大学いのちの博物館で展示していました。

かるた札づくりの様子(令和6年10月)
今まで様々な施設で展示を行ってきましたが、市役所本館での展示はこれが初めてです。当面の間、展望室内の壁面に貼り付けて展示することになるため、いつもの展示用セットではなく、今回のための展示レイアウトを市民学芸員有志が作成しました。
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展示の様子
展望室からの眺望を楽しみつつ、ぜひ「相模原ふるさといろはかるた」展をご覧いただきたいと思います!市役所展望室の開放時間等はこちらをご確認ください。
(歴史担当学芸員)