3月18日、お隣の樹林地を歩いているとエナガの声がしました。見上げると、樹上で妙な動きをしていました。

糸のようなものを引っ張っています
よく見ると、何かを懸命にひっぱっていました。しかも、かなりしつこく・・

小さな体全体を使って引っ張っています
昆虫かクモが作った繭の繊維をひっぱっているのでした。

懸命に引っ張ります
なぜこんなことをするのかというと、エナガの巣は、コケや地衣類などをこうした繊維で絡み合わせて球状の巣を作るからです。小さなか体のわりにソフトボールくらいの大きな巣を作り、中で10羽以上のヒナを育てます。

エナガの巣 以前、博物館の敷地内に作られていたもの
ひとしきり繊維を口にくわえると、つがいの2羽で連れ立って飛んでいきました。

繊維をくわえて巣の場所へ飛んでいきました
エナガの大忙しのシーズンが始まっています。
(生物担当学芸員)


