8月6日(木)、共通実習最終日です。この日の実習内容は、「展示解説の実践」!当館の常設展示のなかから資料を選び、1人につき5分間の展示解説を行います。

全分野の実習生が揃うのもこの日がラストです。
まずは展示室を確認して対象となる資料を選んだ後、市民研究室や天文研究室にある専門書などを参考に解説シナリオ作成のため調査をします。

解説する資料について専門書で調べています。

担当学芸員がアドバイスします!
その後、展示解説のストーリーを組み立てるのですが、単なる資料の説明に費やさないように注意が必要です。たくさんのことを調べると、あれもこれも解説シナリオに盛り込みたくなってしまうものですが、あまりに多すぎる情報はかえって聴き手を混乱させてしまいます。

生物分野・歴史分野の2分野合同リハーサル

考古分野の発表を天文分野実習生が見学しに来ました。
共通実習は全分野合同で行うため、複数の分野で一緒に模擬演習をしたり、別のグループを見学したり、分野横断的に練習を進めました。

練習で得た気づきを持ち帰ってブラッシュアップ

民俗分野実習生もシナリオを修正しています。
そして、練習、フィードバック、シナリオ修正、リハーサル…を繰り返し行い、実習生全員が展示解説実習を終えることができました。
しかし、今回の展示解説はあくまで練習段階の位置づけで、博物館実習の集大成である実習生展示で本番を迎えることになります。実習生展示では、その名のとおり実習生自ら展示を制作し、さらに来館者の皆さまに向けた展示解説を行います。
共通実習よりもオリジナリティが求められるため、ここでの学びを活かした展示解説となることが期待されます。

惣吉稲荷(南区上鶴間)の阿弥陀如来三尊来迎板碑(双碑)[複製]について解説しています。

練習の成果を活かすことはできたでしょうか?
3日間連続で実施した全分野合同の共通実習はこれにて終わり、いよいよ分野ごとに行う6日間の分野別実習が始まります。
分野別実習の様子も本ブログでお知らせする予定ですので、どうぞ楽しみにお待ちください!
(歴史担当学芸員)


