こんにちは!令和8年度の地質分野実習生です。
野外調査では、猿橋と象の鼻を訪れ、岩石の観察や採集を行いました。今回は、その成果ふまえて展示作成に取り組みました。
展示では、猿橋と象の鼻で見られる、約1,200万年前の火山活動によってできた岩石を紹介することにしました。

現地では崖や岩石と向き合っていましたが、博物館に戻ってからは文章と写真の配置と向き合っていました。
岩石より動かせるはずなのに、なかなか言うことを聞いてくれません。
迷ったときには館内の常設展示を見て回り、文字の大きさや写真の置き方などを参考にしました。
普段は何気なく見ていた展示も、作る側になると「こんなところまで考えられていたのか」と気付くことばかりです。

内容が決まったら、印刷した紙をパネルに貼り、カッターで形を整えていきます。
気泡やしわが入らないよう慎重に貼り、端をまっすぐ切ります。
とても簡単そうです。実際にやると、まったく簡単ではありません。
最後は、完成したパネルを展示ボードに取り付けます。
こうして、展示が完成しました。
今回の実習を通して、展示は資料を置くだけではなく、「どうすれば分かりやすく伝わるか」を考え、工夫を重ねて作られていることを学びました。
約1,200万年前の岩石を紹介するために、文字を数ミリ動かして悩む私たち。
時間のスケールはかなり違いますが、どちらも展示には欠かせません。
完成した展示は、ぜひ博物館でご覧ください。
また、9月19日には実習生による展示解説も行います。
岩石は自分では話してくれないので、その日は私たちが代わりにお話しします。
ぜひ、展示とあわせて見に来てください!
(地質分野 実習生)


