地質調査日誌7/23 相模原市緑区名倉

7月23日、木曜日。曇り時々雨。

今日は久しぶりに野外調査へ出かけました.

まずは、御嶽山が約10万年前に噴火した時の細かい軽石が降り積もってできた地層を観察しました.この地層は昨年12月に小学生を案内した時に見たものと同じです。
写真中央の白い部分が御嶽山の軽石の地層です。

午後からは上野原市との境界付近へ移動し、相模川北岸に見られる段丘地形などを観察しました。遠くに見える山は左が生藤山、右が陣馬山です。

天気が心配されましたが、午前中に少し降られただけですみました。それは良かったのですが、非常に蒸し暑い1日でした。

(地質担当学芸員 河尻)

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