雄大雲

昨日今日と、台風14号の影響で湿った空気が入ってきています。昨日は驟雨(しゅうう)が降りました。こんな時、雲好きはそわそわします。
驟雨の後に晴れ間が出ると、多層にわたって雲のカタログが空に広がるからです。こんなお天気の典型的な雲、雄大雲です。

積雲が発達してもくもくと立ち上がり、いわゆる入道雲(雄大雲)となります。下層の層雲などが重なって見えたりすると、なんだか油絵の風景画のような質感の空となります。

雄大雲は驟雨を伴うものの、どちらかと言えば穏やかな雲です。真夏の空を象徴する雲と言えるでしょう。しかし、見た目はよく似ているものの、急激に(目に見えて)上層へ発達してあたりを覆う積乱雲には要注意です。雷を伴う最高に危険な雲です。もっとも、これらの雲の真下にいるときはそれが積乱雲か雄大雲かというのはよくわかりません。天候の急激な変化、湿った強い風、稲光や雷鳴などで、積乱雲と判断するしかありません。そんな時は不用意に外へ出ず、外にいるなら屋内へ避難しましょう。
(生物担当学芸員 秋山)

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