葉っぱかと思ったら…

博物館の前で「なんか良い被写体(この場合、ほぼクモを意味します)はいないかなあ、と木の枝を眺めていた時、ちょっと変な感じの葉がありました。
ちょっとじゃまだったので、つまもうとしたとたん…飛びました。
正体はこれ。

クツワムシです。体が大きいので、目の前で飛んだ瞬間はかなりびっくりしました。
絶妙な擬態なので、どうせなら隠れている姿を写真に撮りたいものですが、次に出会っても多分、気づかないだろうなあ、と思います。

こちらはワカバグモの幼体。うん、これならすぐわかります。探す時の目の使い方も違うのかも知れませんね。(学芸班 木村)

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