ちょっと遅めのコシロカネグモ


青空をバックに怪しい黒い影。

ストロボを当てると、腹部が銀色に反射します。

コシロカネグモのメスです。
水平の円網を張る事が多く、背面を下にして網にぶら下がるので、腹面を見かける事の方が多いかも知れません。

こんな感じです。
雑木林の縁などに多い、普通に見かけるクモなのですが、成体の出現ピークは夏。自分の記憶の中でも、このクモの佇まいは、うだるような暑さと結びついています。
秋も深まってきたと思っていたのに、いきなり夏の風景に出会ったみたいでちょっと変な感じです。

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