ありふれた種(ギンメッキゴミグモ)

ギンメッキゴミグモ

クモというと茶色や黒のイメージが強いかも知れませんが、この種は腹部が銀色に輝いています。
林の周辺や公園、庭先などで見かけるありふれた種ですが、体長5mm程度と小さいのであまり目立ちません。
このクモの最大の特徴は「上を向いてとまる」事です。円網を張るクモは、通常下を向いていますが、このギンメッキゴミグモは上を向いています。
また、円網が上下非対称で、上半分の方が大きくなっているのも特徴です。これは、頭が向いている上側の方がすばやく獲物に到達できるからだと言われています。
ありふれた種なので、こういった事を自分の目で確かめることも手軽にできます。機会があったらぜひじっくり眺めてみてください。ひょっとしたら「新発見?」という観察ができるかもしれません。

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