一人たたずむ白いモジャモジャ

午後から強い日差しが照りつける7月23日。天気図を見ると、関東地方は一両日中に梅雨明けが発表されそうです。
さて、お隣の樹林地の柵の上に、白いものがぽつんとたたずんでいました。

1匹で目立っています!

一見、虫には見えないのですが、よーく見ると、足や目があるのがわかります(写真の左側が頭)。これはアオバハゴロモの幼虫で、ふだんはこんなふうに1匹でいることはありません。

ふだんはこんなふうにかたまって過ごします(数日前の写真)

このように、クズなどの植物の茎にかたまっています。白いモジャモジャは、おしりから出すロウ状の物質だそうです。
脱皮が近いのか、モジャモジャも少なめです。それにしても、あまりにも目立って無防備ですね。
羽化するとこんな姿になります。

アオバハゴロモの成虫

梅雨明けとともに、成虫もたくさん見られるようになるでしょう。

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