蛾とは思われていない蛾 カノコガ

博物館駐車場に、黒、白、黄色の小さな虫が飛んでいて、やがてコヒルガオの葉にとまりました。

なんの仲間の虫?

昆虫にあまり関心の無い方には、なんの仲間の虫か、想像しにくいものと思われます。
実はこの虫、蛾の仲間でカノコガと言います。コントラストの強い色合いや、昼間静かに飛び回る姿、そして蛾やチョウの仲間とは思えない翅(はね)の形・・それもそのはずで、この蛾はハチの仲間に擬態していると言われています。

これでもれっきとした蛾のカノコガ

ただ、人間の目には、似ていると言っても黒と黄色の縞模様くらいで、あまりハチには見えません。昆虫同士の見え方では他にも決定的に似ているポイントがあるのかもしれません。
幼虫の食草はタンポポやシロツメクサなど、草地や道端に普通にある植物なので、カノコガは家のまわりでよく見られる昆虫です。「なんとなく目にしたことがあるけど、なんだかわからない虫」と思われているものの一つと言える虫ではないでしょうか。

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