博物館実習(歴史分野) 目録作成の一日・・・くずし字~マッチ箱まで

今回は歴史分野の実習生が書いています。今日は博物館実習歴史分野の実習が行われました。

今回の内容は午前は古文書の目録の作成(リスト化)とFMさがみのインタビュー、午後は博物館ボランティアの「水曜会」の方々と、旧相模湖町の郷土史家 鈴木重光氏の収集品の目録を作成しました。

午前の目録作成は近世から近代の資料までの資料を取り扱いましたが、この時代の文章はいわゆるくずし字で書かれているため、近現代史の専攻が多い私たちには、非常に困難な作業でした。しかし、職員の方々にお手伝いいただき、無事に作業を終えることができました。

次にFMさがみの方から博物館実習に関するインタビューを受けました、ラジオのインタビューは初めてであったため、大変緊張しました。

午後からは、博物館ボランティアの「水曜会」の方々と、旧相模湖の郷土史家 鈴木重光氏が収集していた昭和期の数々の資料目録を作成しました。鈴木氏は冊子、教科書、新聞等のほかマッチ箱やお菓子の包み紙に至るまで、様々なジャンルの物を収集していたため、真剣かつ楽しみながら目録の作成ができました。

目録作成は一見地味な作業に見えますが、博物館学芸員のする作業の中では非常に大きなウェイトを占める作業です。今日の実習内容は学芸員の基礎的な作業である、目録作成を実際に学べて良かったです。

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