マルバルコウとルコウソウ

今、あちらこちらのフェンスなどで朱色に近いオレンジ色の小さな花が咲いています。

マルバルコウの花

マルバルコウというヒルガオ科の植物です。かわいらしい花ですが、畑などではやっかいな強勢雑草として知られています。名前はこの葉の形に由来します。

マルバルコウの葉と花

マルバ(丸葉)とつくからには、おおもとのルコウがあるはずです。それはこちら、ルコウソウです。

ルコウソウの花

とても強い紅色です。さらに葉に大きな特徴があります。

ルコウソウの葉

魚のあばら骨のような細く切れ込んだ独特の葉です。支柱に巻き付いてこの葉を広げる姿が涼しげで、園芸植物としても人気があります。ルコウソウは簡単には雑草化しないようで、庭先に植えられたもの以外ではあまり見ません。
さらに、今は園芸用にこちらのモミジルコウ(別名ハゴロモルコウ)が多く流通しています。

モミジルコウの花と葉

こちらはルコウソウとマルバルコウの雑種由来と言われ、花はルコウソウの紅色とマルバルコウの五角形が合わさり、葉の切れ込みはルコウソウより幅広く切れ込んでモミジ形です。
マルバルコウばかりがなぜ雑草化するのかよくわかっていませんが、ほかのヒルガオ科には無い色合いなので、フェンス沿いで見つけるとつい立ち止まって眺めてしまいます。

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