冬のシジミチョウ

12月23日、お昼休みに博物館お隣の樹林地を歩いていると、ネズミモチの葉の上に何か青いものが止まっているのが見えました。

ムラサキシジミ

ムラサキシジミです。日向ぼっこをしています。
このシジミチョウは、真冬も晴れていればこうして日向ぼっこをします。さすがにこの寒さでは動きも鈍いだろうと近づくと、パッと飛び去ってしまいました。太陽のパワーで元気に飛べたようです。上の写真は1枚だけ撮れたものをトリミング(切り抜き)してあります。

ムラサキシジミは樹木の多い場所ならどこにでも見られます。春から秋に見られる幼虫はアリを手なずけて防衛隊を作るという、ちょっと変わった習性を持っています。身近なところにも自然の不思議がいろいろとありますね!

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