宮ヶ瀬湖、初夏の水鳥調査

6月1日、市域南西部で愛川町などとの市境に位置する宮ヶ瀬湖(宮ヶ瀬ダムのダム湖)で水鳥調査を行いました。
この時期の定番、カルガモの親子です。かわいいヒナが1羽、お母さんのお腹を独占していました。

カルガモの親子

定期的に実施している調査ですが、今回の大きなトピックは、カワウのコロニー(集団繁殖値)が増大していたことです。

カワウのコロニー

繁殖に使われている巣がたくさんあり、にぎやかに鳴いていました。
水鳥だけでなく、タカなどの猛禽類(もうきんるい)にも着目しています。こちらは宮ヶ瀬湖を代表する猛禽類のミサゴです。

ミサゴ

湖畔ではウツギが満開で、法面を白く染めるほど咲いていました。

ウツギ

シカもあちらこちらで見られました。

シカ(ホンシュウジカ)のメス

こちらは若いオスでしょうか。角(つの)が先端だけ伸びて見えています。

オスの角が伸びかけています

満ち溢れる生命力を感じられる、初夏の野外調査でした。

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