木陰で自然観察

7月25日、ボーイスカウト相模原第7団ビーバー隊(幼稚園年長から小学2年生まで)のみなさんが来館されました。事前に、自然観察会のご希望があったので、生物担当学芸員と一緒に「生きもの観察ビンゴ」と「葉っぱの工作」を行いました。

木陰でビンゴに挑戦

駐車場の木陰で、こまめに水分を取りながら、ビンゴに挑戦。7月17日に生きものミニサロンで行ったビンゴを、ビーバー隊のみなさん向けに少しアレンジしました。例えば「虫が食べたあと」というお題では、ほとんどのお子さんが葉っぱについた虫の食べあとを見つけてくれました。

見つけたらお題の番号をチェック

先週はまだあまり無かったセミのぬけがらも、今日はだいぶ見つかりました。

セミの抜け殻、みつけた!

「カメムシを見つける」というお題は意外と難しかったので、カメムシの仲間の昆虫である、アオバハゴロモをみんなで観察しました。茎に止まっている成虫に指を近づかると、ツツツ・・と歩いて裏側へ回る動きにみなさん興味深々でした。

指を近づけるとツツツと動いて裏側へ回るアオバハゴロモ

アオバハゴロモの成虫

ビンゴのまとめは「クモの形を正確にかいてみよう」の答え合わせです。

ビンゴの答え合わせ

頭の方と腹の2つに体が分かれていて、頭の方から8本の脚が出ているというポイントは、大人のみなさんも知らなかったようで、「へぇー」と声があがりました。
続いて、シュロの葉で工作をしました。今回はカタツムリ。シュロという植物の説明の後、みんなで工作に挑戦しました。大人でも悪戦苦闘の様子でしたが、なんとか全員、カタツムリを作れました。

葉っぱのカタツムリが完成

猛暑の中でも、午前中であれば土の地面の上の木陰は快適です。そんな野外の雰囲気も感じながらの楽しい自然観察になりました。

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