小さな花

真夏の強すぎる日差しを避けるように、樹林内では小さな花がたくさん咲いています。その一つがこちらのヌスビトハギです。鮮やかなピンク色と、マメ科特有の立体的な花がとても美しいですね。

ヌスビトハギの花

ただ、この植物は花よりも、こちらの果実の方がじつは有名です。実ると、かなりやっかいな“ひっつき虫”になるからです。

熟すとやっかいなひっつき虫になるヌスビトハギの果実

ハエドクソウも、大きな植物体のわりに小さな花を咲かせます。

ハエドクソウの花

日差しに負けずに咲く小さな花もあります。ヤブカラシです。

ヤブカラシ

よく見ると、ピンクの花とオレンジ色の花があります。色によって昆虫の群がり方も違うようです。

ヤブカラシの花 こんぺいとうのような花

ちょっと面白い観察ポイントがある植物なので、先日公開した「生きものミニサロンウェブ版」(初回はアブラゼミの羽化など夜の自然観察の様子を紹介しました)の第2弾を撮影してみようと思いつきました!公開の準備が整ったら、またこちらのブログでお知らせします。

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