先生たちもお勉強

今日は午後から市の総合学習センター主催の教職員向けスキルアップ研修会が開かれました。小学校低学年の教科である生活科の中で、自然を対象とした野外学習を取り入れるための考え方や方法について学んでいただく内容です。

前半は室内で、生物多様性の概念を低学年の段階でどのように伝えるかの講義です。その後、外へ出て実際にアクティビティを体験してもらいます。

今回は、自然の色の微妙さを、ごく単純なカラーチャートを使って感じてもらうものと、トランプのマーク(スペードやダイヤなど)に近い形の葉っぱを見つけてみようというものです。

ハートやスペードは、意外とみなさんバッチリと近いものを見つけてくれました。面白かったのは、おまけに入れておいた正方形です。これはないかなーと思っていたら、クズの小葉で菱形のものを、45度傾けて正方形にしてくれました。発想の転換!すばらしいですね。こうしていろいろな形の葉っぱがある、ということに気づいてくれれば、この学習の成果は達成したことになります。難しい概念の解説なんて不要です。

途中で、おなじみのクワキジラミやツタの吸盤などをワンポイントで観察しました。ちょっとクローズアップするだけで、いつもと違った世界が広がっているということを体験してもらいます。

それにしても、家庭訪問や運動会の準備や、忙しい中でも先生方は勉強されています。私たちも、楽しい授業計画を立てていただけるようにもっとがんばってネタを提供しなくてはいけませんね!

(生物担当学芸員 秋山)

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