ミニ展「意外と知らない身近な鉱物」開催中!

現在、相模原市立博物館エントランスホールでミニ展「意外と知らない身近な鉱物」を開催中です。会期は7月24日(日)までです。

今回展示しているのは、岩石を構成している造岩鉱物(ぞうがんこうぶつ)と呼ばれる鉱物です。その中でも特に代表的なものを展示しました。私たちの身の回りにある岩石は、ほとんどが今回展示した鉱物で構成されており、これらの鉱物を一つも含んでいない岩石は非常に珍しいものと言って良いでしょう。

ごくありふれた鉱物を展示していますが、今回は普通の岩石に含まれているものより大きなものを展示しました。普通の岩石に含まれているものは、数ミリ以下の大きさのもがほとんどで、顕微鏡で観察しないとわからないくらい、小さいものも珍しくありません。

横幅約8cmの黒雲母。朝鮮民主主義人民共和国産。このサイズの黒雲母は、日本ではなかなかお目にかかれません。

身近にあっても意外と知られていない造岩鉱物について、少しでも興味を持っていただければと思います。

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