ウグイスカグラ開花

博物館の前庭で、ウグイスカグラの花が咲きだしました。

ウグイスカグラの花

博物館は現在休館中ですが、歩道から入ることのできる場所です。それにしても、注意深く見ないと、花が咲いている木にはとても見えません。

中央の、葉がまったく開いていない低木がウグイスカグラです

冬の間に咲く花は、例えばツバキやフクジュソウなどいろいろありますが、ウグイスカグラの花は直径1センチメートルほどで、あまり目立ちません。なぜ、よりによってこんな真冬に・・と思えてなりません。
ただ、ウグイスカグラの花期はとても長く、これから春まで咲き続けます。夕方の日がはっきりと伸びてきたこの頃です。気候の変化を敏感に感じ取り、本格的な開花期の助走をしているようなものかもしれません。
(生物担当学芸員)

【休館のお知らせ】相模原市立博物館は館内エレベーターの改修工事のため、令和6年2月29日まで休館となります。休館期間中も職員は出勤しております。電話や電子メールなどは通常どおりつながります。また、休館期間の学芸員の活動の様子などはこのブログや、SNSなどで発信してまいります。ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をいただきますようお願いします。

カテゴリー: 生きもの・地形・地質 タグ: パーマリンク