湿気天国!

朝からどんより低い雲がたちこめています。室内もべたべた、朝一番に開いた新聞もしっとりしていました。

でも、野外の生きものたちにとってこんなすばらしいコンディションはありません。博物館おとなりの樹林地では、サクラの古木がなんだか原生林のような雰囲気を醸し出していました。湿気を味方につけています。

林床に倒れかけていたミミガタテンナンショウの果実。妖しげですね。

あとで、もうちょっと湿気を喜ぶ生きものの姿を探しに行きたいと思っています。

(生物担当学芸員 秋山)

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