東林地区の歴史を歩いて学ぶ-探訪編-

先日、こちらのブログで東林ふれあいセンターの歴史講座の様子を紹介しました。この講座は、座学と探訪の2本立てのため、3月5日に第2回目となる探訪を実施しました。

座学編で紹介した中村新開「拓殖碑」を実際に訪れました。

当日は歴史スポットでの解説を挟みながら、受講者の皆さんと総延長5.9kmの行程を歩いて学びました。
まずは東林間駅東口のシンボル・「千代の松」からスタートし、中村新開「拓殖碑」や東林間神社を見学しました。

東林間の鎮守・東林間神社

東林地区は、横浜水道の地上を整備した「横浜水道道緑道」(水道みち)と、「相模原開発畑地灌漑(かんがい)事業」の水路跡である「相模緑道緑地」の交差地点という特徴があるため、今回の講座ではこの2つの道を歩いて学ぶことをテーマとしています。
これらの道は先週の座学で紹介したため、講義の内容をおさらいしながら実際に歩きます。このブログでも、過去に水道みち相模緑道緑地について紹介していますので、よろしければご覧ください。

相模緑道緑地を行きます。(南区相模大野と南区栄町の境)

途中、相模女子大学キャンパス内の軍都遺構である市登録文化財の「旧陸軍通信学校将校集会所」(茜館)と、市登録名勝「旧陸軍通信学校将校集会所庭園」(フランス庭園)を見学し、行幸道路こと県道51号を下ります。この道中にも、水道みちと相模緑道緑地に交わるポイントがあり、東林地区からの繋がりを意識しながら進みました。

南台二宮神社まで来ました。ゴールまであと少し…!

最後は、南台二宮神社とその近くにある中和田新開「新開記念碑」を見学して、小田急相模原駅で解散しました。この頃には雨足がかなり強まってきましたが、全員でしっかりとゴールすることができました。
午後から降り出した雨に加え、3月上旬らしからぬ寒さの中での実施となりましたが、折々で活発に発言や質問があり、皆さんの歴史への関心の高さがうかがえました。

また、当館エントランスでは、今回見学させていただいた相模女子大学が2025年に迎える創立125周年記念事業の出張展示を現在開催しています。ぜひご覧ください。

(歴史担当学芸員)

【博物館再開のお知らせ】相模原市立博物館は館内エレベーターの改修工事のため、令和6年2月29日まで休館しておりましたが、3月1日から通常どおり開館しています。3月のイベント情報など、詳しくはこちらをご覧ください。

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