津久井城跡市民協働調査のミニ展示を開催しています!

現在、当館のエントランスにて津久井城跡の市民協働調査の成果を展示しています。
展示の期間は6月30日までです。

津久井城跡は、小田原北条氏に与した内藤氏の居城です。現在では相模原市緑区根小屋にある県立津久井湖城山公園の区域となっています。
この津久井城跡がどのような山城なのか、相模原市教育委員会文化財保護課、当館、(公財)神奈川県公園協会とそれぞれに所属する市民ボランティアにより、市民協働調査の一環として、毎年発掘調査を行っています。

今回のミニ展示は、津久井城跡城坂曲輪(しろさかくるわ)群の7号曲輪の発掘調査成果を速報展として展示しています。
過去のブログでも7号曲輪の調査の様子を紹介しています。
https://www.sagami-portal.com/city/scmblog/archives/33429 (2023年の調査の様子。)

 

展示の様子(博物館エントランス)

7号曲輪の出土遺物(中世戦国期のかわらけなど)

このような展示は学芸員により設営されることがほとんどですが、このミニ展示は違います。
実際に掲示するパネルの文案やデザインは学芸員が作成し、パネルに貼り付けて展示ボードに打ち付ける作業は市民ボランティアにお願いしました。

展示パネルの順を検討

見やすい配置になっているか?

手作業で打ち付けるので、パネルの間隔や高さがちょうど良いか、来館者から見やすい配置か、それそれ意見を出し合いながら作業を進めます。参加者はいつも何気なく見ている展示がかなり細かい部分まで調整されていることを実感されていました。

市民ボランティアには、発掘調査の成果についてミニ展示の設営から詳細に知っていただくことができました。
山城の調査成果を知る貴重な機会ですので、お近くにお越しの際はぜひご覧ください。
(考古担当学芸員)

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