真夏の生藤山

今日は微粒子公開関連で休みを出勤にした日数が多かったので、その調整のためにお休みをとりました。

しかし、休みは家でのんびり、とか遅くまで寝て、なんてことができないのが、イキモノ屋の悲しい性です。休みの日こそ、いそいそと早起きしてしまうのです。

というわけで、今日は早起きをして小仏山地の市内最北端の山、生藤山(しょうとうさん)へ行ってきました。お休みということで、ただ撮ってきた写真を解説なしで羅列します。

まずは霧にくもる林内で露をまとって光るクモの巣。これじゃ丸見えで開店休業ですね。

今日のおめあてのひとつ、バイカツツジ。

枝にとまってじっとしていた、エダナナフシの亜成虫

行きに見つけて写真をバシャバシャ撮って、帰り道ではおしりを半分土に沈めてじっとしていたアズマヒキガエル。すばらしい存在感!

花は少なめでしたが、ムラサキニガナがぼちぼち咲いていました。なんだかこの花、ニガナのなかまの中でちょっと異端児っぽくて好きなんです。

結局なんだか解説めいたことを書いてますが・・。朝早く登りはじめたので、お昼前には生藤山(標高990m)、茅丸(かやまる 1013m)とピークに立って、さっさとおりてきました。やはり標高1000mは風も涼しく、心地よい山登りとなりました。

(生物担当学芸員 秋山)

カテゴリー: 学芸員のひとりごと パーマリンク