先月のこのブログで、シジュウカラの水浴びの様子をお伝えしました。今回はお食事の様子です。
1月6日、博物館お隣の樹林地を歩いていると、シジュウカラの声がしました。ヤブの奥の方へ目を凝らすと、枯れた木の葉がまとまった場所がゆらゆらと揺れています。そこにシジュウカラがとまっていました。

枯葉の塊をつつくシジュウカラ
この塊の中へ顔を突っ込むことを繰り返し、数分は同じ動作を続けていました。そして、また少し離れた場所へ行くと、少し見通しの良い場所でまたしてもシジュウカラがケヤキの枯葉をつついています。

顔を突っ込んでいます
しばらく見ていると、ぶら下がっていろいろな方向から顔を突っ込んでいました。拡大すると、繊維のようなものが見えます。

繊維で葉をつなぎ合わせているようです
どうやらこれは、蛾などの昆虫の繭か、クモの卵嚢のようです。詳しいことはわかりませんが、蛹(さなぎ)か卵をつつき出して食べていたと思われます。繭とは本来、外敵から守るために作るものですが、シジュウカラには通用しないということですね。ひとしきりつついてから嘴(くちばし)を枝で拭いて手入れした後、飛び去って行きました。
(生物担当学芸員)


