4月28日、タンポポ調査の合間に寄った緑地で突如、エナガの鳴き声に包まれました。20羽くらいいたでしょうか。その多くが、巣立ちビナです。

エナガの巣立ちビナ
おそらく、家族群に、子育てをサポートするヘルパー(繁殖やペア形成に失敗した個体が他のつがいの子育てをサポートすること)個体などが混じって大きな群になったようです。こちらは成鳥ですが、ヘルパーの可能性もあるので親鳥とは限りません。

エナガ(成鳥)
ところで、この時期の巣立ちビナは時々枝上でくっつきあって休息するのですが、その様子は「エナガ団子」などといってバードウォッチャーに大人気の習性です。2年前のこのブログでも紹介しました。
しかし、この群をしばらく見ていましたが、活発に動き回っていて団子になる様子はありませんでした。

尾もしっかり伸びて、体つきもしっかりしています
おそらく、巣立ってから1週間以上経ち、ヒナたちの体格がすでにしっかりとしています。体力もついて団子になる時間帯も少ないのでしょう。それでも時々成鳥から餌をねだっていました。

成鳥(左)から餌をもらう巣立ちビナ(右)
上へ下へと動き回っていたかと思うと、おもむろに鳴き交わしながら飛び去って行きました。かわいい嵐のようなひとときでした。
(博物館長・学芸員)


