オナガグモ

博物館お隣の樹林地を歩いていたら、空中に小枝か、枯れ草の一部か、というものが浮いていました。

小枝のように化けていますが・・

斜めに一直線になっている感じは、オナガグモのはず・・。しばらく見ていたら、風に揺れた拍子にちょっと正体を現しました。

右下に、ほつれたように出ている足が・・

ほつれたように足が出ています。それではと、指で少しつついてみました。すると、8本の足を出して動き出しました。

これでもちょっとクモには見えませんがよく数えると足が8本あります

でもまたすぐに1本の棒のようになって静止しました。
オナガグモは、放射状の複雑な網をはることはありません。両側を固定した、ほぼ1本の糸でこうして空中にとどまります。そして、近づいてきた他のクモを獲って食べるそうです。クモ食のクモ!見事な擬態の裏にはそんな理由があったのですね。
(博物館長・学芸員)

カテゴリー: 生きもの・地形・地質, 館長ブログ タグ: パーマリンク