展示に挑戦!由野台中ふれあいゼミナール

今日午前中は、博物館から一番近い中学校である由野台中学校の「ふれあいゼミナール」に参加してきました。このゼミナールは、地域から外部講師を呼んでさまざまな体験型のプログラムを用意し、1年生から3年生まで学年の垣根を超えて参加してもらいます。博物館でも2年前から講師を派遣しています。

今回は、半日でミニ展示をつくってもらおうという大胆なプログラムを実施しました。3つのグループに分かれて構内の樹木などの葉を使い、工作、におい、クイズを切り口に展示をつくります。

においのする葉っぱを仕分けしています。その葉のにおいをいいと感じるか、悪いと感じるかのアンケートをとるそうです。

クイズのグループは、藤棚のフジを使って「難問」を用意してくれました。図や実物の使い方もばっちりです。

自分たちで小タイトルをつけてもらったのですが、工作のグループはサッと決めて抜群のセンスで展示パネルを作ってしまいました。

梅雨とはいえ、ざんざん降りの大雨で葉の採集が思うようにできず、工作の種類も少なくなってしまったのですが、そこはディスプレイのセンスでカバーしてくれました。

最後に記念撮影。

最初はちょっとおとなしい印象だった生徒さんたちも、作業が始まると全員がてきぱきと動いて、ちゃんと立派な展示をつくりあげてくれました。由野台中、すごい!
(生物担当学芸員 秋山)

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