食べる食べる!カイコは終齢に

博物館で飼育中のカイコは、今朝までに半数以上が脱皮をして、いよいよ終齢(5齢)になりました。脱皮殻も大きい!

ちょっとクロスしていて見づらいのですが、右が5齢、左が4齢で眠のカイコです。頭の大きさが違いますね。

この大きな頭で、食べるスピードと量が格段に上がりました。ものすごい勢いで食べています。養蚕をされていたおうちの方が懐かしそうにお話しされる「食べる音が雨音のように響いた」という食べる音も聞こえます。さすがに雨音ほどではありませんが・・。

これからが勝負です!大きな繭にするには、ここでしっかり食べさせることが必要です。
ところで、クワを採っていたら、こんなものが葉の上にいました。

キボシカミキリです。成虫はクワの葉を食べ、幼虫はクワの幹を穿孔(せんこう)するので、まぎれもなくクワの害虫です。博物館のクワの木にも、いくつか穴が空いています。なんて悪そうな顔!

といっても、私はクワコにしてもキボシカミキリにしても、どうも憎めません。なんだか、クワを好きな物同士の親近感なのか・・カミキリの方は私に対してそんなこと露ほども感じていないと思いますが・・。このキボシカミキリも、写真を撮ってそのままそっとしておきました。甘いかなあ、幹をボロボロにされちゃうかなあ。まあそうしたら、また新しいクワの木を植えればいいですね!
(生物担当学芸員 秋山)

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