クモの越冬

クモが越冬するところを見たことがあるでしょうか。
落葉や木のうろ、石の下など、いろいろな場所がありますが、意外にたくさん集まっているのが、木にかけられたプラスチック製の樹名板の裏。
樹名板
めくってみると、テントウムシやカメムシなどとともに、糸をシート状につづったものや、繭状のものがたくさん見つかります。これは、クモが越冬をするためにつくったものです。
樹名板2
ピンセットでつまんで、何が出てくるか見てみると…
一番多いのはアリグモの仲間です。ほかにも、フクログモ類、エビグモ類などが数多くみられました。
(写真のクモは麻酔で眠っています)
出てきたクモ1
出てきたクモ2
博物館前で、10分間ほどの間にこれだけ観察できるのですから、丹念に調べればもっといろいろ見つかりそうです。
今日は立春。まだ春と言うには寒い日が続いていますが、暖かくなって自由に動き回れる日を、小さな生き物たちはこうやって待っているのですね。(学芸班 木村)

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