地質学講座 2日目

今日は先週から始まった地質学講座の2日目です。奥多摩町の鳩ノ巣渓谷へ野外観察に出かけました。曇りで,暑くなく快適に講座を実施することができました。今日も、相模原地質研究会と相模原青陵高校地球惑星科学部のメンバーがお手伝いに来てくれました。
今年の地質学講座のタイトルは「2億年前の海底を歩く」で、今日と3回目の6月3日に約2億年前に海底で形成された岩石を観察します。
今日、1カ所目はチャートの観察です.

すぐ横で、チャートと粘土岩の互層も観察しました。
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渓谷沿いの遊歩道を次の観察地点へ向けて移動。
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砂岩と頁岩の境界のを観察しました。遊歩道沿いではあまり良く露出していないので,対岸の露頭を観察しました。
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最後に砂岩とその間に挟まっている砂岩頁岩互層を観察して、今日の講座は無事終了しました。
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(地質担当学芸員 河尻)

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