交流は続く

昨日、博物館の仕事を終えて横浜へ駆けつけました。ドイツから来日された日本文学研究者のDr.ハイケさんにお会いするためです。
3年前、文部科学省の交流事業でドイツへの派遣団に加わり、2週間、ベルリンとラインラント地方の博物館、美術館をたくさん巡りました。そのようすは現地からこのブログへもアップしましたが、その時の現地通訳として大変お世話になったのが、ハイケさんです。知性にあふれ、謙虚で誠実なお人柄は、昨年までの3次にわたった日独交流派遣団の全員からの尊敬を集める方です。

今回はドイツの企業の日本法人へ、異文化コミュニケーションの講師として来日され、朝から夜までみっちりと日本人社員へ研修を行うため来日されたとか。その合間をぬって私たち派遣団メンバーのために時間をさいてくださいました。
日独双方の派遣団の交流はこうして今も続き、これからさらに大きな花を咲かせることになるかもしれないと感じたひとときでした。
(生物担当学芸員 秋山)

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