にぎやかなミニ観察会

今日は恒例の「博物館のまわりのミニ観察会」の日でした。たくさんのみなさんにご参加いただき、今日は20人を超える参加者でわいわいと楽しく実施することができました。
はじめ、もうちょっとお天気が良いことを予想していたので、天体観測テラスへ上がって雪化粧をした丹沢の山並みを・・と思っていたのに上半分が雲の中で、これはちょっとみなさんに申し訳ない結果となりました。
気を取り直して下に降り、生きもの観察に。樹名板の裏をそっとひっくり返して・・・。

冬の定番、ヨコヅナサシガメの越冬です。でも今年はちょっと少なめ。
ヒラタグモの住居もありました。

さて、本日のメインです。先日、K学芸員がクモの探索中に見つけた、樹名板の裏で冬眠中のヤモリです。

これはみなさん興味津々!

イモリ(両生類)とヤモリ(爬虫類)の違いや、冬眠は言わば仮死状態であることなどお話しして終了!
と思いましたが、今日は半分以上が小さなお友達だったので、おまけとして、これも冬の恒例、ヤブラン鉄砲(果実とばし)でちょっとひと遊び。果実の汁を服につけないでね!と願いながらの終了となりました。
(生物担当学芸員 秋山)

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