ながさき 戦争・原爆被災展撤収

今日は休館日でしたが、11月26日(水)から2月1日(日)まで開催していた「ながさき 戦争・原爆被災展」の撤収作業でした。

作業前。

作業中。

はい、できあがり。

数時間で、きれいさっぱりなくなりました。
今まで原爆の惨状を伝える写真や資料ががここに並んでいたのがウソのようです。
もちろん、ここにあったものの事は、決して忘れてはいけません。
実はこの展示が始まる前には「こんなに長期間やって、刺激が強すぎはしないだろうか」と、ちょっと心配したのですが、杞憂でした。
多くの方が「戦争はぜったいにいけない」という感想を残していってくれています。
平和を考えるための展示が、特に学習利用が多い次期にできた事を、今ではうれしく思っています。

この展示にあわせ、今年の学習資料展は「戦争と生活」がテーマですが、こちらは春休みまで会期を延長します。
原爆ほどのインパクトはありませんが、やはり戦争や平和について考える内容ですので、ぜひご覧ください。
(市民学芸員の皆さんの力作でもあります!)

さて、撤収の後にちょっぴり余裕があったので、帰る前に少しだけ望遠鏡操作の練習をしました。


望遠鏡の向こうに、上ってきたばかりの月が見えるのがわかりますか?

あたふたしないで済む休館日だから、こんなこともできるんだなあ、とちょっと複雑な気持ちになりました。(学芸班 木村)

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