今朝、さがぽんが「宇宙生物~!?」ってびっくりしながら教えてくれた生きもの…
宇宙飛行士でもあるさがぽんがびっくりするくらいだから、いったいナニモノだろう?と見に行ってみると…いましたいました!JAXAの前の歩道に。
これはきっと、JAXAの極秘プロジェクトで持ち込まれた地球外生物が逃げ出して…
というのはまっかなウソです。オオミスジコウガイビルです。
残念ながら、特徴的な頭部は溝の中に隠れようとしていて見せてくれませんでしたが(写真は尾部)、シュモクザメを思わせるハンマー形の頭をしています。ヒルと名が付きますが、ヤマビルなどの環形動物とは異なり、ウズムシ(プラナリア)と同じ扁形動物です。1960年代に東京などで見られるようになった外来生物で、特に関東地方では梅雨のころから、じめっとした場所で見られます。姿や大きさが私たちの常識を超えているようで、博物館でも「いったいナニモノ?」とびっくりして問い合わせが来る筆頭の生きものです。さがぽんが驚くのは無理もありませんね。
(生物担当学芸員 秋山)
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プロフィール
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。
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