夏の野の花

今日は蒸し蒸しのお天気の中、市内のある谷戸へ行きました。日曜日に行われる講座の下見です。
梅雨時を彩る野の花は、なかなか派手です。あぜ道に咲くヤブカンゾウ。
ちょっと毒々しさすら感じられる派手さです。
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木の花もがんばっています。アカメガシワの雄花。
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そして、イネ科なのに、花がとってもかわいいチゴザサ。花弁こそありませんが、イネ科のわりにかなり自己主張している花です。
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この季節、植物も虫たちも、生きるパワーがみなぎっています。
(生物担当学芸員 秋山)

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プラネ保守

7月2日(月)~7月4日(水)の3日間、プラネタリウムの保守点検を実施しました。
安定してプラネタリウム投影や全天周映画が上映できるように、また故障を未然に防ぐためには、欠かせない作業です。
作業中は、プラネタリウムの機械が露わな姿になってしまします。
保守点検
一般には、まず見られない光景ですね。
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電球の交換や日常の投影には支障が生じない程度の不具合などの確認調整等の保守点検が完了し、明日7月5日(木)からは、通常どおりの投影を行います。
始まったばかりのプラネタリウム番組「あかり~赤外線天文衛星が見た宇宙~」は、明日が2日目の投影になります。また、土・日・祝日に上映している全天周映画HAYABUSA BACK TO THE EARTH 帰還バージョンDC版も、明るい映像でお楽しみいただけますので、ぜひ、ご来館のうえご観覧ください。
(天文担当 有本)
★番組案内などの詳細は→投影スケジュール

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今日のカイコ(ちらほら4齢)

昨日からほとんどの個体が3眠に入り、今日は、早めに眠に入っていた個体がちらほら、4齢に脱皮していました。大きさは約2.5センチ。さすがに頭がでかいです。
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眠の個体。葉っぱの上でじっとしています。
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脱皮したての頃は「頭でかいなあ」と思いましたが、3齢終盤になると体全体がでかくなったので、大きさの変わらない頭部は相対的に小さく見えます。
そして、頭が黒っぽく見えるのは、脱皮が近い証拠です。
明日までには、ほとんどの個体が4齢に脱皮しているはずです。
(生物担当学芸員 秋山)

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今日のカイコ(3齢3日目)

3齢も終盤の3日目です。6月30日の記事で、3、4日後には今(1.2センチ)の倍の大きさになって…と書きました。
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果たしてそのとおりになりました。大きな個体では、現在葯2.3~2.4センチ。もう間もなく3眠に入りそうです。クワを食べる量も加速度的に増えていますが、梅雨時で雨が多く、クワの収穫にも気を遣います。濡れたままのクワをあげるわけにもいかないので、お天気のよいうちに少しまとめてとっておき、ビニル袋に入れて冷蔵庫で保存します。そうすると、4、5日は十分鮮度を保ちます。でも、どんどん食べる量が増えるこの時期は、その見込みがうまくいかず、だいたいは常にクワが足りない状態です。博物館の敷地には、しっかりとした葉をつける木が1本しかありません。毎年この時期、近くにクワ畑が欲しいなあとひとりごちています。
(生物担当学芸員 秋山)

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ミニ企画展の撤収、そして次の展示へ

今日午前中は、7月1日に終了したミニ企画展「自然観察会のはじまり」の撤収を行いました。
よく、ボランティアさんなどから「展示の準備や列品にはあんなにたくさんの時間をかけるのに、撤収はあっという間ですね、なんだかもったいない」と声をかけられます。
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でもでも、それでいいのです。準備と同じくらい撤収にも時間がかかったら、とてもではないですが、やってられません。あとを濁さずサッと片付けて、次の展示へ。
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それにしても、展示にまつわる作業は力仕事です。汗だくになりながら、学芸班総出で次の展示のための部屋作りを行いました。
さてさて、この空間に、次はどんな楽しい展示ができあがるのでしょうか??
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(生物担当学芸員 秋山)

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今日のカイコ(3齢)

昨日、6/30から二眠に入った個体が多く、今朝は3齢のカイコがたくさんいました。
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頭が黒いのが2齢、ベージュ色っぽいのが3齢です。
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どんどん大きくなっています!!下側が3齢、上が2齢です。
(生物担当学芸員 秋山)

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明治大学博物館友の会見学会

今日(7/1)は明治大学博物館友の会の見学会に講師として、勝坂遺跡公園まで出かけました。
勝坂遺跡公園周辺の地質と遺跡の見学です。偶然ですが、城跡、遺跡と歴史系の文化財に関係した地質の講師依頼が続きました。
まず、関東ローム層の見学です。木が茂っているので近づかなければ分かりません。

次は、数万年前に相模川が運んだ礫層と湧き水の見学です。かなり、ヤブ蚊に襲撃されました。地質担当の私の仕事はここまで。
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遺跡の説明は、文化財保護課の河本さんにバトンタッチ。
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午後からは、JAXAを自由見学した後、博物館の展示解説です。地質と考古の展示解説を行いました。
地質は剥ぎ取り標本を中心に解説しました。
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考古は考古担当学芸員の正さんが解説しました。
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一行はこの後、田名向原遺跡と旧石器ハテナ館の見学に向かいました。相模原の地質と考古の見学を楽しんでいただいたようです(私の完全な個人的な推測です。楽しくなかったらごめんなさい)。
(地質担当学芸員 河尻)

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天使の螺旋階段

天使の階段というと、雲の間から太陽光が放射状に射し込む薄明光線のこと。夕刻、お天気が好転する時によく見られます。
ところで、植物の世界では、天使の螺旋階段があります。
といっても、私が言っているだけですが…。
ネジバナ。今朝は、通勤途中の団地の芝生にたくさん咲いているのを見ました。なぜか芝生と相性のいい花なので、公園でもよく見られます。
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らせん状に小さなたくさんの花をつけるこの野草が、ランの仲間だということを知る人は意外と少ないようです。でも、拡大して見ると…
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さすがはラン!小さいというだけで、ゴージャスな雰囲気を漂わせています。
でも、やっぱりこの花の魅力は、1本の線を中心に、リズミカルに咲き上がる花全体です。天使がこの上を音もなく駆け上がるようすを想像してしまう…ガラにもなくちょっとロマンチックな内容になってしまいました。
(生物担当学芸員 秋山)

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今日のカイコ(2齢・掃立てから1週間)

2日ほど空いてしまいましたが、今日のカイコさんです。ふ化から9日、掃立て、給桑開始から1週間が過ぎました。
多くの個体が、2齢になって3日目。早くも次の眠に入ろうかという個体もいます。そういう個体は、胸部に比べて頭が小さく見えて、色がやや黄色っぽくなっています。ちなみに、大きさは1.2センチほど。
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先日、アップし忘れた写真が下のもの。1齢の脱皮殻です。ただそれだけの写真なのですが…。
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こうして大きくなっていくわけですが、2齢から3齢への大きさの変化はすさまじいです。3、4日後には、3齢も半ばで今の2倍の大きさになっているはず。すごいですね。
(生物担当学芸員 秋山)

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地質調査日誌6/29 芝田川・秋山川

6月29日金曜日。晴れときどき曇り。
今日は相模原市緑区名倉の芝田川と牧野の秋山川へ調査に行きました。
芝田川では石老山礫岩の調査をしました。芝田川はこんな感じです。笹のトンネルをくぐらなければならないところが結構ありましたが、まあまあ歩きやすい川でした。しかし、

堰堤が現れ、岸辺に密集した笹をかき分けて、迂回するはめに。
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途中、長靴に水が入るというハプニングもありましたが、無事、秋山川との合流点付近まで来ました。この辺りまで相模湖の水が来ているので、これ以上は進めません。
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さて、午後から調査に行った秋山川はもっと上流です。
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山道を下り、川原に降り立つと割と立派なめのうが出迎えてくれました。
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でも今日の目的はめのうではなく、川砂の中の重鉱物です。砂金取りの要領で集めます。上流に金山があったようなので、砂金が採れるかも?
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(地質担当学芸員 河尻)

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