3月24日、市内南区当麻(たいま)の光明学園相模原高校主催の「自然探求」というイベントで、当館の生物担当の学芸員2名が講師を務めました。場所は、当麻山公園です。穏やかに晴れた春の日、地面はすでに多くの小さな花が咲いています。まずはそこを訪れていたビロードツリアブを観察。

ビロードツリアブ ミルビンに入れて全員で観察
モフモフの丸い体がかわいいですね。
春はたくさんの素材があふれているため、次々と観察を進めます。

植物と動物を交互に観察しました
こちらは落ち葉が土壌へと分解されていく様子を、実際に落葉層を丁寧に拾って確かめていきます。さらに、分解を進める役割を担っている虫たちを採集。

落ち葉めくりで土壌の生態系を観察
がぜん、やる気を出している生徒さんもいて、盛り上がります、ババヤスデの仲間やハサミムシなども見つけてくれて、半分悲鳴のような歓声が上がりました。
このイベントは一般市民も参加していて、お子さんが拾ったアシナガバチの古巣を頭に乗せて満足気です。

参加者のお子さんがアシナガバチの古巣を頭に乗せてくれました
園内のケヤキの樹皮をそっとめくってみます。

樹皮の裏側は小さな生きものの宝庫です
樹皮に集団でくっついてザワザワ動くフサヤスデの仲間やチビタマムシの仲間に、「これ、ムリムリムリ!」と言いながら生徒さんが撮影に協力してくれました。

必死の形相で手に持ってくれました 黒いチビタマムシの仲間と、たくさんのフサヤスデの仲間
最後にノビルを紹介しました。春の香りを感じてもらいながら食べ方をお伝えすると、数名の生徒さんが「食べたい!」とのこと。

ノビルのにおいを感じてもらいました
解散後、学校へ戻る道すがら道端のノビルを採集し、生物室を借りて湯がいて食べていました。
いろいろな楽しみ方を見つけて盛り上がってくれて、楽しい観察会となりました。
(生物担当学芸員)


