ミニ観察会やりました!

今日は微粒子公開の4日目、夏休み初日ですがミニ観察会を行いました。館内にはたくさんのお客様がいたので混乱しないか心配でしたが、ちょうど20名くらいの参加者で楽しく観察できました。

今回はみなさんに虫めがねを持ってもらい、先日ブログでもご紹介したアオバハゴロモにクローズアップ。「なんか白い綿みたいなものがついてるけど、なんでしょう?」

参加者からは「虫の卵」「植物の毛」などいろいろ意見が出ます。そこで、指でつつくとモゾモゾ動きます。「えーっ、生きてるのー!?」

すばらしいリアクションです。観察ビンに入れて白いロウ物質が取れたところを見せたら、小学生から「セミみたい」とのつぶやきが。「なんのなかまかな?」とクイズにしようとしていたら先に答えが出てしまいましたが、小学生の目の良さ、観察眼の鋭さに驚きです。そして、成虫も観察。

「なーんだ、家のまわりにもいるじゃん」との声。そうですね、身近なところにいる生きものが、見方によってこんなにおもしろい、というのがわかってもらえたら、この観察会は成功です。

れいによってモグラ塚をほじほじしたりして、30分間のミニ観察会を終えました。

(生物担当学芸員 秋山)

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