図書館で縄文土器をみよう!【出張ミニ展示 11月12日まで】

10月10日から相模原市立図書館2階にて、勝坂遺跡に関する展示を開催しています。

階段上がって2階です。

勝坂遺跡は本市南区磯部に位置する縄文時代の遺跡です。
勝坂遺跡の名称は、縄文時代中期の土器の名称である「勝坂式土器」としても全国的に有名です。
今から51年前に縄文時代中期のムラ跡が良好に保存されていることがわかり、
国が定める重要な遺跡である「史跡」として保存され、現在では勝坂遺跡公園として公開活用されています。

写真パネルを配置中

ミニ展示では勝坂遺跡の紹介や史跡指定までの経緯、史跡公園の内容について解説しています。展示している土器や石器は、51年前の勝坂遺跡第1次調査出土のものです。
いつもは博物館の収蔵庫で収蔵保管しており、一般の方の目に触れることができないため、この機会に展示しました。

考古担当学芸員イチ押しの土器です。

 

また、11月3日(月・祝)には、勝坂遺跡公園にて「勝坂遺跡縄文まつり」が開催されますので、ぜひご参加ください。

(考古担当学芸員)

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