毎月恒例の生きものミニサロン、今回は先月と今月の実施会の様子をまとめて紹介します。
10月18日に実施したのは、「目と耳で!秋の生きものさがし」という内容で、特に「耳」を使って生きものの観察をしてみました。
秋に耳を使って探す生きもの、それは、鳴く虫です。
今回は博物館のお隣の樹林地で、ツヅレサセコオロギとカネタタキという2種類の虫の声を聴いてみました。
まずは、鳴き声の聞き分け。皆さん真剣に耳を傾けます。

まずは「耳」ならし
聞こえた鳴き声を文字に書き起こす、「聞きなし」にも挑戦しました。

書いてみました!
どう聞こえたかな?
私には、ツヅレサセコオロギは「リー、リー、リー」、カネタタキは「チン、チン、チン」となくように聞こえます。
最後に「目」で見る観察として、セイタカアワダチソウに来る昆虫の観察も行いました。

セイヨウミツバチがきました
今月、11月は「ひっつき虫であそぼう」という内容を実施しました。
ふだん生きものミニサロンの手伝いをしてくださっているサポートスタッフのお二人による企画です。
秋も深まった樹林地で、まずは軍手を使ってひっつき虫を集めてみます。

軍手をもらって、いざスタート!
草むらをなでると、順調に集まります。

とれました

こちらも大収穫!
あつめたひっつき虫を不織布につけると、オリジナルの「引っ付き虫観察シート」の完成です!

5種類が集まりました
ふだんはちょっと厄介な?ひっつき虫にも、身近にいろいろな種類があることが分かったと思います。
(動物担当学芸員)


