小学校で生物多様性の授業

11月20日、市内中央区の上溝小学校で当館学芸員が3年生へ生物多様性の授業を行いました。

生き物の写真を見せながらお話ししました

相模原を特徴づけるの生き物のお話しと、相模原の絶滅危惧種として、カワラノギク、ギフチョウについて紹介し、さらに近年、問題になっているクリハラリスについてもお話ししました。さらに、学校の池などの水を顕微鏡で見ると・・ということで市内の学校で採水した水の中にいた、いろいろなプランクトンの動画を見てもらうと、とても盛り上がりました。
最後まで話を熱心に聴いてくれて、その後、未来の相模原の自然について、こんな自然があったらいいな、という絵を描いてくれました。

カワラノギクが咲き、ギフチョウが飛ぶ絵を描いてくれています

授業の合間には、持ち込んだクリハラリスとニホンリスの剥製(はくせい)に興味津々で集まっています。

リスの剥製に興味津々

生物多様性の概念はとても難しいのですが、まずは身近なところで、見えない生き物を含めてたくさんの生き物がお互い関係しあって生きている、ということを感じとってもらえたようです。
(生物担当学芸員)

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