博物館周辺の木々もだいぶ色づいてきました。

相模原市立博物館前の道路の様子
前庭のコナラの幹にくっついて伸びるツタも、真っ赤に紅葉しています。

ツタの紅葉
先日このブログでお伝えした、栽培中のカワラノギクは、ここ数年でも一番たくさん花を咲かせています。

満開のカワラノギク
また、別のブログで春の野草であるオキナグサが咲いているとお伝えしましたが、同じくキンポウゲ科のカザグルマも1輪、咲いてしまいました。

開花したカザグルマ
この株も、系統保存のために市内の自生株からの挿し穂で栽培しているものです。例年、春の大型連休の頃に開花するのですが・・どうやら季節を間違えているようです。オキナグサは結局ほとんどの株が花をつけて、今もまだ咲いています。この冬を無事に越して来春また咲くのか、だんだん不安になってきました。
いずれにしても、霜が降りたらふと我に返るのかもしれません。冬はもうすぐそこまで来ています。
(生物担当学芸員)


