生物分野実習 最終日!(9月1日)

こんにちは!生物分野の実習生(近内、宮地、山口)です!
本日(9月1日)は生物分野の専門実習最終日です。

以前から告知していた「生きものミニサロンウェブ版 葉脈標本をつくってみよう!」が完成しました。

タイトルページ

動画では、葉脈標本の製作を通して、葉脈の働きや、形の違いを理解してもらえるように工夫しました。
葉脈標本の作り方を紹介しているので、自由研究などに役立ててください。また、動画の中のクイズにも、ぜひ挑戦してみてください。

楽しいクイズもあります!

計9日間の実習で、各分野の資料の作製から保管までの作業や展示解説など教育普及に関する仕事を体験することができました。

共通実習3日目の、展示解説実習の様子

その中で、私たちは植物の標本を通じ、過去の記録として大切に保管されてきたモノや、次世代に残し役立てていくモノを扱う仕事の重要さを実感しました。

9日間ありがとうございました。

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シリーズ「相模原ふるさといろはかるた」でみる名所紹介㊵ め

目に映える 桜並木の 市役所通り

相模原市役所に面したメインストリートは「市役所さくら通り」と呼ばれ、毎年春になると多くの人々で賑わう桜並木の名所として知られています。なお、絵札に描かれた青い手のオブジェは桜並木が続く西門商店街に設置された芸術家岡本太郎氏の作品「呼ぶ 赤い手・青い手」です(現地には赤い手もあります)。

桜が満開の市役所さくら通り(左右に走る道路 市役所付近) 『相模原市史 現代図録編』より

「市役所さくら通り」と呼ばれる道路のルーツは、戦前の軍都計画の一環として、1940(昭和15)年に起工した全国最大規模の相模原都市建設区画整理事業によって整備された道路です。当時、1万人を超える従業員が戦車や砲弾を製造していたとされる相模陸軍造兵廠(現 在日米陸軍相模総合補給廠)の西門と、相模原町の中心地であった上溝を直結する南北約2kmの幹線道路として計画されたため、道路幅員は異例の40mが確保され、植樹帯も設けられました。

1940(昭和15)年に作成された相模原土地区画整理区現形並予定図(部分)

当時の道路計画は、写真の「相模原土地区画整理区現形並予定図」に見ることができ、青色で示された道路のうち縦方向の道路が現在の市役所さくら通りで、横方向の道路が現在の国道16号に該当します。

戦後、食糧難を背景とした無断耕作などにより植樹帯は荒れ果てていたようですが、1952(昭和 27)年に、県の緑化祭の一環としてソメイヨシノの苗木が植栽されました。その後、時を経て、苗木は大木へと成長し、美しい桜並木の名所として知られるまでになりました。桜並木は、2012(平成24)年11月1日に景観法に基づく「景観重要樹木」に指定され、市役所前さくら通り地区は、2021(令和3)年5月14日には相模原市景観条例に基づく「景観形成重点地区」に指定されています。

1966(昭和41)年の現 市役所さくら通り(右手の道路 市役所付近) 当館所蔵写真

1966(昭和41)年の現 市民会館前付近 桜はまだ幼木 当館所蔵写真

1974(昭和49)年からは、毎年「相模原市民桜まつり」のメイン会場として使用され、4月のまつり当日には、さまざまな催し物やパレードが盛大に行われます。

第1回市民桜まつりパレード(1974(昭和49)年4月)『相模原市史 現代図録編』より

来年の春、市内有数の桜の名所をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

・このかるたは、当館のボランティア市民学芸員が2017年に制作したものです。
・貸出しの詳細やその他このかるたに関心のある方は、博物館までお問い合わせください。(042-750-8030)
*貸出し使用時には感染症予防のため、事前・事後の手洗い・手指の消毒などを必ず行ってください。

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民俗分野実習 ~資料撮影編~

こんにちは!
博物館実習生民俗分野(河津、岡田、杉山)です。

専門分野実習で民俗分野の私たちは、相模原市ホームページの『さがみはらキッズ』用に、昔の生活で使われていたお米を炊いたり保存したりする道具の写真撮影をしました。今回のブログでは掲載用に選ばれなかった写真を、撮影の感想とともにご紹介します!

 

羽釜

羽釜は火でお米を炊くときに使う道具です。上の羽釜の写真はカメラの使い方に苦戦した1枚で、カメラのレンズを絞りすぎて暗くなってしまいました。絞りの値を小さくして、レンズに入ってくる光の量を多くして全体が明るく映るようにしました!また、羽釜の羽部分の影が映りすぎないように光を調整したり、UFOに見えないように、資料がカメラに映る向きを何度も変えて撮影しました。

 

おひつ

おひつは炊いたご飯を入れておいしさを保ってくれる道具です。これは比較的撮影しやすい資料でした。木と金具で作られているので、それぞれの質感が伝わるように意識して撮影しました。みなさんにその質感が写真越しに伝わったらうれしいです!ちなみにですが、蓋をした状態と、蓋を開けた状態の2パターンを撮影しました。どちらの写真のほうがより「おひつ」のイメージに近いでしょうか…?

 

電気炊飯器①

電気炊飯器②

次は電気炊飯器です。昔の電気炊飯器は炊飯だけで、ご飯の保温ができませんでした。一見、掲載用として問題ないようにみえる写真①ですが、私たちはある工夫を加えました。その工夫をした写真が写真②です。どこが変化したかわかりますか? ・・・実は写真①では、コンセントプラグがコードと重なって見えづらくなっていたため、写真②ではコンセントプラグが見えるように位置を変えました。些細な違いですが、写真を見た人がより理解を深められるようにこだわりました。

 

 

電子ジャー

電子ジャーは電気でご飯を保温できる道具ですが、4つの資料の中で一番撮影に苦戦したしました。なぜかというと、電子ジャーの蓋は金属でできているので、写真を撮るとまわりの景色が蓋に写りこんでしまうからです。この課題を解決するために、薄葉紙(薄くて白い紙)で景色を隠したり、ライトの光の当て方を調整したりと試行錯誤しました。最終的に電子ジャーの四方を薄葉紙で囲って撮影を行いました。

 

たくさんの写真を撮影しましたが、その中から選ばれた写真は相模原市公式ウェブサイト『さがみはらキッズ』の「くらしのうつりかわり 昔の人々の生活を調べてみよう!」で見ることができます。ぜひ見てみてください!

・「さがみはらキッズ」はこちら

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生物分野実習5日目(8月31日)

こんにちは!生物分野の実習生(近内、宮地、山口)です!
本日は専門実習5日目です。

今日は、カイコの伝統的な在来品種「小石丸」が博物館に来ました。博物館では例年、初夏に実用品種、夏以降にこうした在来品種などを育てるそうです。小石丸は、昔ながらのくびれた繭を作るのが特徴です。

左が実用品種、右が小石丸の繭

ふ化した1齢幼虫は、近くにクワの葉を置くと、すぐに集まってきました。

卵からふ化したばかりのカイコ(品種小石丸)

わたしたちは、実習期間の後半で、生きものミニサロンウェブ版の制作に取り組んでいます。
テーマは「葉脈標本をつくろう!」で、自由研究にも活かせる内容となっています。当館のオリジナルキャラクターである、おびのっちと実習生が葉っぱの模様についてお話しします。

ムクノキの葉を頭にのせた、おびのっち

9月初旬に博物館ホームページ上の「ネットで楽しむ博物館」の中で公開しますので、お楽しみに!

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博物館実習分野別<歴史>2日目

みなさんこんにちは。歴史分野の実習生です。分野別実習二日目の今日は、企画展『軍都さがみはら展』の片付け作業を行いました。

 

作業風景です。

 

主に史料や解説パネルの片付けと、展示室の掃除をしました。

解説パネルを留めている虫ピンはずし

展示台の梱包中

 

解説パネルを留めている虫ピンや、壁の張り紙を留める大きいホチキス(ガンタッカー)の針を外すのにとても苦労しました。

 

ガンタッカーの針と格闘中、、、

 

いつも見ることのない展示の裏側を知って、一つの展示を作り上げる大変さを学びました。本日の経験を生かしてミニ展示に繋げていきたいです。

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「軍都さがみはら展」のコーナー解説ブログ②-2

今回は、緊急事態宣言を受け、8/5で終了となりました博物館×公文書館共催 相模原町誕生80年記念企画「軍都さがみはら展~国内最大の町誕生物語~」のコーナー解説の②-2を記します。

企画展入口看板です(生き物写真展も同会場で開催していました)

今回は第2章「各陸軍施設の移転と建設」の後編です。

タイトルパネルとコーナーの冒頭

前々回の「陸軍士官学校の東京からの移転」ブログで紹介しましたが、1937年(昭和12)に陸軍士官学校の東京市ヶ谷からの移転を契機に、現在の市域に陸軍施設が次々と移転・建設されました。

前回のブログ「各陸軍施設の移転と建設」②-1では、現在のJR横浜線沿いにあった相模陸軍造兵廠・陸軍兵器学校・陸軍機甲整備学校の3施設を紹介しました。

今回は、小田急線沿いにあった臨時東京第三陸軍病院・電信第一連隊・陸軍通信学校・相模原陸軍病院の4施設を紹介していきます。

相模原町域の軍事施設

最初が臨時東京第三陸軍病院で、現在の国立病院機構 相模原病院周辺になります。この病院は、日中戦争の拡大に伴い建設された病院(そのため名称に「臨時」と入る)で、当時としては、最新の治療・リハビリ設備を有していました。今回の展示では、当時の病院内の写真、建物配置図、現在も病院敷地内に残る行幸記念碑などを紹介しました。

臨時東京第三陸軍病院関係資料

次が、唯一の実戦部隊であった電信第一連隊で、現在の米軍相模原住宅内になります。この部隊に関する資料は少なく、残されている2つの関連石碑(市登録文化財)を写真パネルで紹介しました。石碑のうち、電信神社碑は市教育委員会保管で非公開ですが、もう一つの奠営訓示碑(てんえいくんじひ)は東大沼1丁目の相模原市慰霊塔内にあります。

電信第一連隊関係の石碑

3つ目が陸軍通信学校で、現在の相模女子大学や谷口台小学校周辺になります。こちらは現在も戦前の施設が数多く、しかも良好に残されています。通信学校では、有線、無線など通信に関することの他、伝書鳩についての教育まで行われていました。今回の展示では、建物配置図のほか、現存している多くの建造物などを写真パネルで紹介しました。

多くの現存建物などを紹介(現在は新型コロナウィルスの関係で相模女子大学内の見学はできません)

陸軍通信学校に隣接するようにあったのが相模原陸軍病院で、現在の相模大野中央公園周辺になります。この病院は、戦後に米軍医療センターとなり、1981年(昭和56)の返還後、公園の他、マンションや商業施設、図書館、ホールなどが建設されました。今回の展示では、建物配置図などを展示しました。

建物配置図など相模原陸軍病院関係資料

上記のように、小田急線沿いには病院による医療と、陸軍における通信の2つに重点を置いた施設がありました。

前回②-1と今回の2回にわたり、陸軍士官学校以外の7施設の紹介をしました。各陸軍施設の詳細は、『相模原市史 現代テーマ編~軍事・都市化~』ほか近現代関係の『相模原市史』などを図書館等でご覧ください。(市役所行政資料コーナーや博物館ミュージアムショップで購入も可能です)

『相模原市史 現代テーマ編』ほか近現代関係

また、当館は緊急事態宣言中は休館のため、企画展の展示解説動画を当館ホームページ「ネットで楽しむ博物館」に掲載しておりますので、動画もご覧いただければ幸いです。

当館ホームページ「ネットで楽しむ博物館」

次回は、軍都計画と国内最大面積であった相模原町の誕生について紹介します。

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考古分野の博物館実習その3

8月18日(水)から始まった考古分野の専門実習も、あっという間に最終日となってしまいました。最後の3日間は展示の実務実習ということで、実習生がチームになって展示の企画のほか、資料選定、解説パネル作り、列品を行いました。

今回の展示タイトルは「土偶とは-土偶のヒミツを解き明かせ-」です。縄文時代に登場する土偶とはどのようなものか、その形状や文様に着目して解説する展示です。

解説文や図の内容は、まず下書きを作り、担当学芸員の助言を得ながら何度も修正を重ねて完成させました。解説文や図をプリンタで打ち出した後は、スチレンボード製のパネルへの貼り付けとカット作業です。ここは全分野合同で受講した共通実習での成果が試されるところです。

パネル作り

最後の列品作業は、最終日午後4時頃からの開始となりました。レイアウト案はしっかりと考えていましたが、実際に資料を並べてみると、角度によって資料が見えづらいなど、当初の計画どおりいかないこともわかりました。

解説パネルの貼り付け

資料レイアウトの検討

予定時刻は過ぎてしまいましたが、何度もトライ&エラーを繰り返しながら、チームが一丸となって、実習の総仕上げである展示を完成させることができました。苦労した甲斐もあって、実習生全員が充実感に溢れていました。

完成した展示と記念撮影

現在、博物館は新型コロナウイルスの感染拡大を受け休館中ですが、開館できるようになりましたら、ぜひ、今回の実習生の成果をご覧になってください。

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生物分野実習4日目(8月28日)

こんにちは!生物分野の実習生(近内、宮地、山口)です。
本日(8月28日)は、生きものミニサロンウェブ版の動画撮影を行いました。

猛暑の中、がんばって撮影しています!

今回の生きものミニサロンは私たちが企画・制作をします。

葉っぱを使った実験的な工作をするので、お楽しみに!
博物館ホームページ「ネットで楽しむ博物館」にて9月上旬に公開予定です!
おびのっちも登場しますよ!

当館オリジナルキャラクターの“おびのっち”

昨日に引き続き、登場してくれたアカスジキンカメムシが撮影に応じてくれました。

昨日の二匹とおそらく同じ個体で、左が成虫、右が幼虫

今日も二匹で仲良く過ごしています。
幼虫はひとまわり大きくなり、うっすら成虫の模様も見えてきました。

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生物分野実習3日目(8月27日)

こんにちは!生物実習生です。

今日(8月27日)は、8月20日に採集した植物を標本に整えました。

自分で採集した標本をマウント(台紙貼り)しました

みなさん標本ラベルを知っていますか?

植物の標本ラベル

標本ラベルは、「採集地・採集年月・採集者名・学名」等を記入することで標本に学術的価値を持たせるものです。
永久に残る資料なので、綺麗な字で間違えないように気をつけて作業を行いました。

アカスジキンカメムシの幼虫(左)と成虫(右)

8月26日に撮影したアカスジキンカメムシが成虫に変態しました。

大きくなるとこんな模様になるようです。

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地質分野実習 ~採集編②~

こんにちは!地質分野の実習生(熱田・木目沢・高橋・森下)です。

今日(8月20日)は昨日に続いて野外実習でした。

上溝駅近辺で地層の観察と標本採集をします。

2回目ということで少しだけ手際が良くなっていたでしょうか…?

午後は再び採集した標本の洗浄作業です。

何度も泥を洗い流すのは根気が必要でした。

そして、昨日採集・洗浄した標本の顕微鏡観察もしました。

土に含まれていた鉱物がはっきりと見えるようになっているので、種類や割合を比較します。

下の2枚の写真は実際に見た鉱物です。キラキラと輝いていてとても綺麗ですね。

黒い粒は磁鉄鉱。磁石を近づけると集まる性質を持っている。

箱根山の火山灰。数種類の鉱物が混ざっている。白い部分と黒い部分は鉱物。黄土色は軽石。

全2回の野外実習は天気にも恵まれて、無事に終えることができました。

ここで得た知識と標本を、次は展示制作に活かさなければなりません。

難しそうですが頑張っていきます!

 

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