相模原市は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、市の施設の休止期間を5月13日まで延長することを決定しました。
博物館もこれに伴い5月13日まで臨時休館を延長いたします。
相模原市の公式ホームページでは、市の施設や主催イベント等休止情報の他、市民のみなさまへのお願いが掲載されております。
そちらもご覧頂き、感染拡大防止へのご協力をお願いいたします。
相模原市は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、市の施設の休止期間を5月13日まで延長することを決定しました。
博物館もこれに伴い5月13日まで臨時休館を延長いたします。
相模原市の公式ホームページでは、市の施設や主催イベント等休止情報の他、市民のみなさまへのお願いが掲載されております。
そちらもご覧頂き、感染拡大防止へのご協力をお願いいたします。
春がますます加速しています。
博物館のお隣の樹林地では、いろいろな花が咲いています。まずはキイチゴの仲間のニガイチゴ。
花を枝から上向きに咲かせます。名前に反して果実は特に苦みがあるわけではありません。
こちらが日本の山野でキイチゴと言えばコレ、と言える種類です。ただし、種名はモミジイチゴ。
ニガイチゴは赤い果実ですが、モミジイチゴは黄色い果実が実ります。ただしキイチゴ(ラズベリー)とは、黄色いイチゴという意味ではなく、木イチゴ、つまり木になるイチゴという意味で、果物として売られている草本植物のオランダイチゴ(ストロベリー)と区別した呼び方なのです。
こちらはアケビ。秋に実る、紫色の大きな甘い果実が有名ですが、花も紫色でかわいらしい形をしています。
こちらは花ではありませんが、ヌルデの若芽です。冬の初めの紅葉が美しい樹木ですが、若芽も同じような色に染まっています。
黄金色に光る常緑樹の若芽は、シロダモです。
黄金色の正体は、若芽の時にだけある長く柔らかい毛です。この毛は葉が展開するうちに抜け落ちて、成葉になると照葉樹らしいツヤのある表面になります。
こちらはつぼみ。数年前にこの樹林では初めて生育に気付いた、シロバナハンショウヅル。
もうすぐ、清楚な白い花が楽しめそうです。
春の加速はまだしばらく続きます。
今朝ちょこまかと忙しそうに網を張っていたのは、シロカネグモの仲間。

博物館周辺に自生する春の花、フデリンドウの花がだいぶ目立ってきて、見ごろを迎えつつあります。
高さ5センチメートル前後の小さな植物なので目が慣れないと見つかりませんが、見つけやすい場所をお知らせします。
それは、博物館正面の、屋上に天体観測室の半球型のドームが見えるあたりの歩道沿いにあります。
当館の守衛さんが、踏まれないようにと、小枝を挿してくれています。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、博物館は4月13日まで臨時休館となっています(4月3日現在)。外出もままならない中ですが、公共交通機関など使わずに来られるお近くの方は、お散歩がてら探してみて下さい。
なお、フデリンドウは花が咲いて結実すると根ごと枯れてしまう越年草です。採ったりせずにその場所でお楽しみ下さい。また、晴れていないと花が開きませんのでご注意ください。
前日の冷たい雨から一転、4月2日は爽やかな春の日差しが地面の隅々にまで行き渡るような一日でした。
緑区の早春植物の開花状況と、台風などによる生育地の被害状況を確認する調査を行いました。まずは植物ではありませんが、石砂山(いしざれやま)のギフチョウです。
石砂山はギフチョウの生息地として県の天然記念物に指定され、県内で唯一残る発生地です。ちょうど満開になったサクラの花などへ吸蜜に訪れていました。
足もとでは、アマナが咲いていました。陽当たりの良い場所ではピークを過ぎていますが、ちょっと日陰の法面だったので花がまだ残っていたようです。
場所は変わって、こちらはピークを過ぎたカタクリです。どうにかきれいに咲いている花を一つ見つけましたが、多くの株は花がすでにしおれていました。
写真を撮影した場所は植栽などされていない自生地で、訪れる人もなくひっそりとしていました。
カタクリを撮影してふと頭を上げると、斜面の上にシュンランが咲いていました。仲良く2つの花が並んでいました。
こちらは、オキナグサ。この場所は私たちが“楽園”と呼んでいる場所で、県内でもわずかに残る自生地です。昨年の台風による崩落痕が近くにありましたが、楽園は無事でした。
同じ場所に咲く、オカオグルマです。
さらに別の場所へ移動して、こちらはイチリンソウです。
ここはスギ林ですが、やはり昨年の台風で倒木が多くあり、自生地が狭まってしまいましたが、木もれ日を受けてしっかりと咲いていました。
同じ場所で、もうヤマブキソウが咲いていました。
例年より早めに咲いた花、例年どおりの花が入り交じり、いろいろな植物の開花を確認できました。
4月1日、雨。博物館は臨時休館中の中、新年度を迎えました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で今年度の事業予定が定まりませんが、いつでも開館できるよう、職員も体制を整えています。
さて、野外では季節がどんどんと進んでいます。今日は雨なので、数日前に撮影した春の写真をご紹介します。
まずはカタクリ。緑区の各所で開花のピークを迎えています。
同じ場所で負けじと咲くのは、ナガバノスミレサイシン。
さらに、ヤマエンゴサクも。
植物だけではありません。相模川で越冬していたカンムリカイツブリも夏羽に換羽し、間もなく北帰行が始まります。
雨が上がったら、もっともっとたくさんの春をお伝えできることと思います。
※博物館は4月13日(月)まで臨時休館となります(4月1日現在)。
3月29日、博物館は休館中ですが、職員は出勤しています。
前日までの春爛漫の陽気から一転、春の雪が降っています。気温も低めなので、雪の結晶の撮影にチャレンジしてみました。
マクロ(近接)撮影に強いコンパクトカメラを片手に持ち、もう片方の手には背景を黒くするための板を持っての撮影です。
六角形の結晶の形がハッキリ残ったまま地上へ到達するものは少なく、まして春の雪で結晶同士がたくさんくっつき合ったぼた雪なので、撮影はなかなか難しかったです。それでもいくつか、美しい結晶の形を撮影できました。
上から降ってきた雪に当たってつぶれなければ、しばらくこの形を保っています。「雪の結晶は天からの手紙である」と名言を残したのは、北海道大学低温科学研究所の故中谷宇吉郎博士です。美しい六角形を見ていると、自然の不思議を感じます。
道路脇で咲き始めていたナガミヒナゲシの花は、春の雪に迷惑そうな様子で下を向いていました。
博物館は4月13日(月)まで休館が続きます(3月29日現在)。今後の休館、再開の情報についてはホームページで随時お知らせ致します。
博物館お隣の樹林地で、フデリンドウが開花していました!
例年より少し早めですが、まだほんの数株だけなので、見つけるのは至難の業です。
見ごろは来週後半くらいになりそうなので、その頃にまた開花状況をお知らせします。
※相模原市立博物館は4月13日(月)まで臨時休館期間が延長しました(3月26日現在)。
ここは博物館お隣の樹林地で、駐車場に隣接した一画。昨年の台風で幹が折れてしまったミズキに近づいてみると・・
幹の様子がヘンです。あり得ない色(蛍光色のオレンジ色!)が幹にこびりついています。
と、不穏な書き方をしてしまいましたが、これは博物館の駐車場では毎春の季節の風物、スライム・フラックス(スライム状のかたまり、フラックスは溶剤の意味)です。正体は、菌類のコロニーなのですが、ミズキは水分の多い樹木で、枝が折れたりするとそこからポタポタと水滴を落とします。台風で痛んだ枝や幹から、春になって樹液がしみ出て、そこに含まれる糖分などを栄養に樹液酵母と呼ばれる菌類などがコロニーを作る現象です。
見た目の色や形状が異様なのでちょっとビックリしますが、毒があるわけでもなく、樹勢の衰えた木や、強剪定されたり、台風などで枝折れが生じたりするとできやすくなるようです。じつは、一昨年までは駐車場の真ん中あたりのミズキにできていたのですが、一昨年、台風で倒れかけて伐採されました。今年は少し離れた場所の木に再び鮮やかなオレンジ色のスライムが形成されたということになります。
樹液がスライムを伝ってぽたりぽたりと落ちていました。スライムはまだまだ増殖していきそうです。
※博物館は3月31日(火)まで臨時休館の予定です(3月24日現在)。
クモというと、網を張って獲物を待ち構えるイメージが強いと思いますが、網を張らずに獲物を捕らえる種類もいます。
例えば、今日見かけたのはウヅキコモリグモ。
通勤途中、目の前を走っていました。
そしてこれはキシノウエトタテグモ(の住居)。
実はこの場所、駅前のロータリー脇。地面を覗き込んでいると、周囲からけげんそうな視線が飛んできます。
でも、こんな面白い習性を持つ生き物が身近にいるのですから、ぜひ皆さんに知っていただかなければなりません。多少の痛い視線は気にせず、断固としてしゃがみ込み、棒を拾い、扉をめくりながら写真を撮影しました。ちょっとそんな風景も思い浮かべていただけると幸いです。